地方の学校の先生は本当にたいへんになっている。私から見ても、よく、それだけ働けるわねと感心する。
1番たいへんなのは、統一学力テストで、自分のクラスの成績が悪いと学校の先生が指導をうけてしまう点だと思う。
あれはかわいそうだと思う。いくら学校の先生ががんばっても、家庭教育が崩壊していたら何をやってもダメなのに、それが今の学校教育にはわかっていない。
それから、都市部の人たちは豊かな人たちが多いから塾でもダブルで通わせたりしている。月に3万円ぐらい楽勝で払うことができるから、当然、地方の子と学力の差がついてしまう。
地方で月3万円も子供に塾費用を出せる家庭はそんなにたくさんはない。しかも3人兄弟とかが多いから3人も塾に通わせたら月に9万円もの出費になってしまう。
これから、ますます、地方の子と都市部の子の教育格差はひらいていくことになる。これは、もう少し政府がお金を出して教育制度についてしっかりとした再配分政策を打たないととりかえしのつかないことになりかねない。